ヤクルトは残り19試合です。
村上は今季1試合平均4.33打席に立っています。
打数として四死球や犠飛は打数としてカウントされません。
打席中、打数とカウントされた比率は79.93%となります。
打席に対して打数が少ないのは、それだけ勝負を避けられる傾向にあるという事になります。
二十傑を出してみるとこうなりました。(※俺調べ)
選手(球団) | 打数/打席 |
---|---|
村上(ヤ) | 79.92% |
吉田正(オ) | 80.77% |
西川(楽) | 82.42% |
中村奨(ロ) | 82.95% |
マーティン(ロ) | 83.08% |
岡(ロ) | 83.33% |
近藤(日) | 83.53% |
山川(西) | 84.48% |
浅村(楽) | 84.52% |
鈴木大(楽) | 84.75% |
辰己(楽) | 85.35% |
大山(神) | 85.78% |
ロハス・ジュニア(神) | 86.07% |
丸(巨) | 86.16% |
山田(ヤ) | 86.34% |
宗(オ) | 86.47% |
頓宮(オ) | 86.79% |
杉本(オ) | 86.86% |
島内(楽) | 87.36% |
オグレディ(西) | 87.53% |
やはり村上がトップですが、セ・リーグ各球団、村上から逃げずに、本当によく勝負していると思います。
勿論、犠打が多い選手も上位になる傾向もありますので、この表だけで一概には言えませんが。
それでも70%台は村上だけですね。
さてこの結果から算出される残り19試合の打数はどうなるか?
計算すると65.8打数という事になります。
村上は8.038打数に1本の割合でホームランを打ってますから、残り試合から計算すると、実に・・・
61.19本ペース
こうなります。
信じがたい事ですが、計算上はこうなります。
この8.04という数字ですが、これは本塁打率と呼ばれます。
2013年バレンティン7.32、1974年王貞治7.86に続く歴代3位のペースです。
仮に残りを66打席として、そこで一本もホームランが出なかったとしても本塁打率は歴代18位、9.28を記録します。
しかしOPSが無茶苦茶ですね。1.229となってます。これは全打席敬遠した方がいいという数字です。1を超えてるというのはそういう事になります。
しかしプロですからそんなあからさまな事はしないというのもありますが、面白いことにセ・リーグはCS争いが熾烈化してるんですね。
故意四球は無条件で塁を与える行為です。
当然代償を支払わなくてはならないわけで、無条件で村上から逃げるという選択も取れません。
王貞治がOPS1.293という日本記録を叩き出した1974年、打数打席比が69.62%だった事を考えると、現在の79.92%という数字は充分勝負してもらえている数字と言えるのではないでしょうか。
これはね、もしかしたらもしかするんじゃないでしょうか。
パ・リーグの優勝争いが激化していて目が離せない状態ではありますが、セ・リーグの方でも面白い事が起こっていて今年は大変です。
正直セ・リーグのCS争いからも目が離せないんですよね。
今年のプロ野球も面白いですね。
客入りが減ってるって記事も読みましたけど。
ま、そういうのは若月に説教してもらいましょう。