残試合シミュレータってのを作ったんですよ。
WEBから日程持ってきて、残日程を消化させる。それを100万回やってみて、それぞれの発生率がどのくらいかというシミュレーション結果です。因みにこのシミュレータは引き分けも発生します。
この表の見方ですが、例えばソフトバンクだと75勝の発生率が一番高い16.45%です。
残試合23で今63勝ですから、12勝11敗が一番発生しやすい事になります。
このシミュレータは各チームの現在の勝率をチーム戦闘力としています。
チームの相性とかホーム・ビジター勝率などは考慮に組み込んでいません。
そういうのを組み込んで行くほうが面白くなりそうですかね。
で、ソフトバンクの場合ですが78勝した時は91%以上優勝しています。要するにソフトバンクが78勝した時に、それを上回ったチームが存在する確率は9%弱となります。
ソフトバンクが78勝、つまり引き分けを考えなければ15勝8敗ですね。
この勝利数を上げる場合、西武・オリックスともに残試合は5で10試合あります。
この10試合は7勝3敗または6勝4敗あたりとなっている可能性が高く、そうなると相対的にこの2チームの敗戦数が多くなるので、それだけ勝てば9割方優勝できるという結果が出ているわけです。
78勝というのはソフトバンクと西武にはかなり有効なラインですが、オリックスは73%程度になってしまいます。引き分け数の差でオリックスの78勝は西武の77勝に勝率で負けてしまうんですね。
ロッテが79勝した場合。優勝確率は100%になっています。
21勝1敗です。
ほぼ全部勝ってます。
ソフトバンクに5勝、西武に3勝、オリックスに3勝、楽天に2勝。
例えば影響の少なそうな西武でも18戦のうち3敗してしまうと残りは15戦。
78勝に到達するためには13勝2敗が必要になってくるわけで、ロッテが79勝してしまうと他のどの球団も上回るのは難しい。少なくとも100万回のシミュレーションでは発生しませんでした。
やはり混戦ですからね。77勝あるいは78勝、このあたりがパ・リーグの優勝ラインになりそうだ、というのがシミュレーターの意見です。
混戦を極めてますからね。中々いいとことついてるのかな、と。